腎経、膀胱経との関係
一般的には、腰痛は腎臓疾患や婦人科系の疾患などの内臓の不備に起因するもの。椎間板ヘルニアなど、背骨の異常に起因するものとに分別
されます。重い荷物を持ったり、長時間座っていたりと、過度の負担でも発症します。
内臓疾患に起因している場合にも、背骨の異常に起因している場合にも、経絡(気の流れ道)では腎経や膀胱経に乱れが生じているケース
が多くあります。腰椎から始まり大腿骨基部内側で終わる大腰筋の緊張も腰痛の大きな原因となりますが、これも腎経の不備が関わってきて
います。膀胱経は腎経とは陰陽で対となる関係で、腰を通る経絡です。腎経程ではありませんが、膀胱経の乱れが原因となっているケースも
珍しくありません。
多くの腰痛は、体内毒素を気に乗せ、痛みという形で清算しようとした結果です。内臓起因であっても、背骨の異常に起因するものであっ
ても、基本的には同様です。背骨の異常に起因するように見えて、それもまた根本的には内臓の問題である事が殆どです。
改善と予防
慢性的な腰痛であれば、腎経や膀胱経を中心に、身体全体の気血の流れを正常化させてあげる事が根本的な改善に繋がります。大敵は下半身
の冷えです。冷えは気血の流れを滞らせ、心身の機能を低下させます。下半身を冷やさないように保ち、気の流れを良好に確保し続ける事が基本
になります。改善も予防も、方向性は同じです。
腰痛は表面上の症状に過ぎず、問題は身体の中にあります。いくら検査で内臓の異常が見つからなくても、
病気になる前の未病状態において、身体は腰痛という形で警告を発しています。
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