気功療法について

一義流気功独自の、精神気功とは

精神気功とは、肉体に対して行う気功ではなく、精神(魂)の領域に向けて行う気功療法の技術です。これは一義流気功独自のものです。

肉体と精神(魂)は別

肉体があって、そこに精神が生まれるのではありません。精神(魂)のエネルギーは、肉体とは別に存在しています。

精神(魂)にも間違いはある

自然療法家の多くの人がそうであるように、私も以前は「潜在意識は完全な存在である」と考えていました。つまり「身体に良い環境を整えてあげれば、必ず自然治癒力は正しく働くだろう」という思い込みです。
しかし活動を続けて検証をしていった結果、ほとんど全ての人が、潜在意識にも間違いを抱えていると判明してきました。精神(魂)の段階から誤りがあれば、身体の運営に不具合があって当たり前です。
多かれ少なかれ、この誤りが、心と身体の運営に足枷になっています。一見、健康に見える人であっても、精神(魂)レベルでの潜在意識には誤りがあるのです。誤りには、実に多くの種類と段階があります。

より正しく動く身体

精神(魂)を治療の対象にすると、大きな変化が起こりました。患者さんの身体への良い影響が、より高いレベルで引き起こされるようになったのです。
従来の方法では、身体の運営システム自体は何も変わらずに、その範囲内での改善に留まっていました。けれど精神気功では、運営の仕方そのものが、より良い新しいものに組み換わります。その上で心と身体を良くしようと、新しい形で自然治癒が発揮されるようになりました。

飛躍的に空いた施術間隔

精神気功によって、施術間隔は一気に、飛躍的に拡大しました。開業当初の平均が6週間に一回だったのに対し、精神気功の導入後は、20~30週に一回という形になりました。
これには理由があります。従来の一般的に行われているのと近い方法では、身体が崩れた段階で、下支えしてあげるという意味合いが強かったのです。ですが精神気功では、この施術と施術との間の時間には、もっと前向きな意味合いが強くなります。新しい身体運営で、身体をより良く変えていくのに必要な時間です。そして新しい段階に達した時に、再びまた施術によって組み換えが行われ、次の高い段階を目指すのです。