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病気・症状の三つの意味

・排毒、解毒の意味としての病気・症状

 病気や症状は、単純に身体の故障として片付ける事の出来ないものです。そこには排毒、解毒としての意味がある場合が多く、むしろ身体が正常に機能している姿なのです。

 例えばよく皆がかかる病気に風邪がありますが、これは立派な排毒です。風邪にかかると、発熱・鼻水・関節の痛み・下痢などの症状が出ます。これらは全て風邪を 治癒させようとする身体の反応ですが、同時に身体に蓄積された毒素や老廃物なども綺麗にするのです。言わば、身体の大掃除です。これは怪我の功名、偶然の産物では決して ありません。身体は最初からその目的のため、自ら選んで風邪ウイルスに感染します。言い方を変えると、風邪ウイルスを利用するのです。
 にわかには信じられない話かもしれませんし、一般常識では病気=敵としての認識しかありませんから、当然の反応です。むしろ免疫力が弱くなると風邪をひくと考 えている方が殆どでしょう。身体に毒が溜まり、大掃除の必要性に迫られるような状況では、当然免疫力も万全とは言えません。ですから間違いではないのですが、よ り深い所に別の因果関係が存在しています。ウイルスと人間とは、この場合敵対関係ではなく、共依存関係にあります。
 ですがこの風邪の症状を薬で抑えてしまうと、当然排毒作用も落ちてしまいますから、大掃除になりません。症状が緩和されて楽になった代わりに、風邪にかかった 意味がなくなってしまいます。そればかりか自然治癒を遅らせ、胃や肝臓にダメージを与える結果になりますので、大きな目で見れば状況を悪化させます。薬は症状を 抑えるので良いものとして認識されますが、身体の視点からは毒物になります。

 続いて高血圧症を見てみますと、これは血圧を高くする必要があって起こっている症状です。ストレスやコレステロールの蓄積などによって血管が狭くなると、血流 が悪くなります。血流が悪くなると臓器や細胞に必要な栄養を運べないので、血圧を上げて必要な血流量を確保しようという働きです。老廃物や毒素も血液に乗せて運 びますので、血流が悪いままだとエネルギー不足となり、毒素が身体に蓄積していく結果になります。高血圧になってしまう事態は確かに何かがおかしいのかもしれま せんが、その症状自体は身体を守るために起こっているのです。やはりこれを薬で抑えてしまうと、身体にとっては迷惑な話になります。

 ガンを見てみましょう。ガンは死をイメージさせる深刻な病ですが、これ自体は排毒・解毒の目的で発生するものです。ガン細胞は常に身体の中では生産され続けて は、免疫によって消されています。ガン細胞は毒素を集約させたもので、血を浄化する作用も持っています。つまり毒素をガンという形で効率的にまとめ、免疫によっ て解消させる解毒の意味がそこにはあります。
 しかしストレスが過度にかかると自律神経が交感神経優位になり、免疫力が弱ってしまいます。免疫による解毒が間に合わず、ガン細胞は増え続けます。そしてある 程度の大きさになって、ガンと診断されるに至るのです。

 例をあげればキリがないのですが、痛みの多くは排毒によって引き起こされるものですし、発熱は免疫力を向上させる働きがあります。また咳などは解り易く肺の毒素を外 に出していますし、下痢は消化吸収できない不要な物を一気に出してしまおうとする作用である他に、大腸に溜まった毒素を解消させるものです。このように病気とさ れるものや症状には、排毒・解毒としての意味があるので、短絡的に薬物によって抑えてしまうのは感心できません。


・防衛としての症状

 心や身体を防衛するために、何らかの症状が出る場合があります。

 例えば捻挫をして組織を痛めた時に、走ったり重い物を持ったりすると大変な事になります。ですから痛みで組織がおかしいと知らせ、負荷がかからないようにします。そ の間に組織を再生させます。しかしこの時に、固定したりして負荷を減らし過ぎるのも逆効果です。通常の使用での負荷は問題ないので、無理なく歩ける程度には使っ て良いのです。痛みの度合いで、どの程度まで負荷をかけて良いのかは身体が知らせてくれます。

 続いて口内炎を例にとりますと、これは胃などの消化器に負担がかかり、休憩したい時に出るものです。物を食べ難くさせる事で、消化器を守ろうとしています。また具合 が悪くなったり、疲れると食欲がなくなりますが、これも消化器が働かない状況であると知らせてくれています。無理に食べてはいけません。

 中高年になると頻尿の症状に悩まされるケースが多いですが、これは加齢に伴う体温の低下に対して、余分な水分を小まめに排出させて身体を冷やさないようしようとする 作用です。

 無感動になり、感情がなくなってしまう精神的な症状があります。これは何か押し潰されそうな出来事や状況があって、直視する事に耐えられない状況下で起こる現象です。 感受性を低くして、嵐が過ぎ去るのを待ちます。また怒りっぽくなったり、涙もろくなってしまうのも、同様に心を守ろうとする姿です。
 心への防衛としては、痛みを用いるケースも多いです。どこかに痛みを発症させれば、そこに気が向きます。ストレスの対象となる物から目を逸らさせる効果があります。

 少し変わったところで、いくら頑張っても痩せないと悩む奥さんがいました。潜在意識に問いかけると、旦那が夜に迫ってくるのが嫌で性的魅力を出さないようにと防衛し ていたというケースがありました。まあこれは珍しい種類ですが、身体は自己防衛のために色々とやっているのです。排毒・解毒も防衛になりますから、この二つに明確な 境界線はありません。


・メッセージとしての病気・症状

 何かに気付いてもらいたくて、身体的・精神的な症状を発生させる場合があります。

 例えば膝を酷く痛くして、歩くのも困難な状況があります。実はこれ「痩せて欲しい」というメッセージである事がありました。膝が痛い本人としては自然に 「体重が重いから膝に負担がかかるんだ」と考え、痩せようと決意します。潜在意識ではこの肥満という状態が好ましくないと判断されており、如何に痩せさせる かを考えたのです。

 身近な例ですと、チョコレートを食べると必ず湿疹が出るといった場合には、チョコレートを食べるのは控えるべきだというメッセージ性がそこにはあります。食べ過ぎている時 に唇や頬を噛むのは、これ以上食べるなというメッセージ。決まった状況で吐き気がするのは、ストレスがかかっているのを知らせています。そして偶然と思える怪我 で何かを知らせようとする時もあります。

 また酷い症状は病気になってしまったのを切っ掛けに、気付きを得て大きく精神的に成長する姿は、決して珍しいものではありません。これも潜在意識からの働き掛け で、考える切っ掛けや時間、人生観自体が変わるような体験が用意されたと考える事も出来るのです。

 このようなメッセージとして症状や病気がある場合には、そのメッセージ性に気付いてあげる事が、何よりも重要になります。酷いアザが複数個所あった女性の例 では、それが持つメッセージについて全て明白にした後に、信じられない程のスピードで改善が見られました。気付いた途端に痛みがなくなる。症状が快方に向かい 始める。このような例は、珍しくないレベルで見られます。




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