ステロイドの功罪
ステロイド系の薬は、アトピーには頻繁に処方されます。合成された副腎皮質ホルモンなのですが、確かに塗れば皮膚の状態は目覚しく瞬時にして良くなります。しかし塗り続ける事で、副腎皮質の機能が低下
し、自然のホルモン分泌機能が衰えてしまうのです。アレルギーや炎症を抑える身体能力が衰えてしまうために、ステロイド剤を止めると、症状はリバウンドで酷くなります。また使い続ける事で次第に利きが悪く
なっていきますので、より強い薬に切り替えていく事になります。
皮膚が薄くなる。免疫機能が衰えるという症状が出るようになり、また強い薬を使ってもアトピーの症状を抑える事が出来なくなります。こうなると、もう使っても酷くなる。使わないともっと酷くなるという
悪循環です。そしてやがては自律神経にまで悪影響が及び、倦怠感、鬱、体調不良、頭痛、めまい、呼吸困難などの症状を引き起こす例も珍しくありません。
毒素の排出とステロイド剤からの離脱
アトピーも結局は、体内毒素を排出する手段の一つです。環境汚染や添加物、農薬などの問題が、アトピーを誘発します。子供がアトピーにならざるを得ないのは、生まれながらに既に身体が汚染されているた
めです。この蓄積された毒素を如何に排出させるかが、改善・根治させていくためには必要不可欠です。ステロイド剤から離脱するには、一時的に症状が悪化する事を覚悟しなければいけません。正直、かなりの
苦痛を伴う場合も多く、途中で挫折してしまうケースもあります。けれども治療を含め、日常生活においても毒素を抜いていくように切り替えていけば、症状はやがては意味を失って改善に至ります。
治療師を志す友人がいるのですが、彼はこうしてアトピーを社会生活に復帰できるまでに克服し、この経験上の真実を伝えようと勉強に励んでいます。
気長に体質改善に取り組む
症状を押し込める事なく、本質的な意味でアトピー性皮膚炎の症状が回復するには、どうしても時間がかかる傾向にあります。症状そのものに排毒の意味があるために、
この排出が一段落するまでは症状が出続けます。悩んでいる本人の意識では、症状の早い段階での回復を願います。これは当然です。けれど身体の側では、より生命活動
に直結する内臓の方が、優先順位が高いのです。中が綺麗になってから、次に皮膚の症状の改善に移ります。喘息を併発させている場合では、この改善が先に来ます。慌てる
事なく、じっくりと気長に体質改善に取り組める姿勢がないと、挫折してしまうのです。
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